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針葉樹発酵マット・針葉樹菌糸ビンでクワガタを育てる?!

ことの発端は、針葉樹オガの菌糸ビンでクワガタが育てられるのか?

素朴なお問い合わせからです。

ご存知の方も多いとは思いますが、カブトムシの場合は針葉樹の腐葉土でも育ちます。

ならば、クワガタも・・・???

ですが、基本的にクワガタ類は針葉樹では苦しいです。

恐らくダメでしょう。

と言うのは、少し難しいお話になりますが、クワガタの幼虫は、木材の成分であるセルロースを主食として育ちます。

針葉樹のリグニンは強固な為、木材の細胞壁を分解する能力の無いクワガタの幼虫はセルロースを食すことができません。
(簡単に言うと広葉樹は不朽すればリグニンが分解されますが、針葉樹は1次段階ではまだリグニンが強固です。もっとも、セルロースをうまく残しつつ、リグニンだけを分解して不朽してやる事が出来れば、理論上クワガタの幼虫も育てられる事になりますが・・・。)

カブトムシの幼虫は、腐葉土からいろんな成分が吸収できる構造になっている為、クワガタの幼虫と違い、分解能力に優れています。

ただ、カブトムシの幼虫も針葉樹メインとなると、死亡率が高くなるのも事実です。(育たないわけではありませんが、広葉樹マットにはあらゆる面で劣ってしまいます)

やはり、理論的にも、クワガタ・カブトともに、広葉樹(特にクヌギやコナラ)のように他の必要成分も持っている木材が良いと言うことになります。

ただ、可能性(あくまでも・・・ですが。)としては、針葉樹100%なら、広葉樹で使用されていない菌種で不朽してやればひょっとして広葉樹オガと同等レベルまで持っていけるかも・・・って思いもあります。

しかしながら、誰も行っていないことを考えると無理なんでしょうね(笑)


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