菌糸ビンの交換後には注意必要
特に大きめの幼虫が蛹化せずに死んじゃったり、蛹のまま死んじゃうことがマット飼育より多いようで、「今年こそは・・・」ってことでご質問が多いです^^。
だからマットの方が安全なんですけど・・・まっ。いいか(笑
えっと。
基本的なことですが、菌糸ビン飼育の場合、マット飼育と違ってビン交換時に古いオガを混ぜるってことは普通しません。
(添加剤を使用される方は、菌床ブロックで購入されたり、購入した菌糸ビンから一度全部かきだしたりされますので、ビン詰めされる際に古いオガを少々混ぜられる方もおられます)
ですから、ある程度幼虫が新しいビンに馴染むまで時間がかかります。
概ね1〜2週間ほどですね。
そこで、一番危険なのが、大きめの幼虫の場合、交換後すぐに蛹化するために蛹室を作ってしまう場合があるということです。
では、なぜ?危険なのか・・・ですが。
当然、新しい菌糸ビンですので、菌糸の活動が活発なわけです。
菌糸の活動が活発な場合は、ガスが発生します。
で、その時期に蛹室を作ってしまうとどうなるか・・・当然幼虫は動き回らずにじっとしてしまいます。
そうなると・・・いわゆるガス中毒に陥って死んじゃうわけなんです。
1〜2回目の交換時期であればまだ蛹化する時期ではないですので、幼虫が動き回り、食していきますので、菌糸の活動も押さえられるわけですが、最終交換時や大き目の幼虫の場合は注意が必要ですね。
菌糸ビン飼育の宿命で一定の管理温度で飼育される関係もあり、よくある事ですね。
そこで、ある程度回避できる方法なんですが・・・。
この時期のような最終交換時期で、尚且つ幼虫がある程度の大きさに育っている場合、スグに蛹室を作る恐れがありますので、新しい菌糸ビンに交換したあと1〜2週間くらいは、ガスを逃がしてやる為に、フタをせずにしておきます。
キッチンペーパーなんかを被せて置く方も多いようです。
ある程度はこれで回避できます。
ま〜。
菌糸ビン飼育では、基本中の基本?ですので知っておられる方がほとんどで特に目新しくは無い方法ですが、忘れちゃうことが多いので注意しましょう^^。
あとは、蛹になってくれるのを祈るだけ?!・・・ですかね^^。
でも、蛹になっても今度は羽化しない・・・なんてこともよくあります。
簡単にある程度の大きさに育つ菌糸ビン飼育のデメリットですね。
そこで、菌糸ビン飼育上級者?は、添加剤を使用していろいろカバーされているようです。
最終交換時だけ添加剤を使用するって方もおられ、いろいろですが、購入した菌糸ビンをそのまま使うってのは「危険」と感じておられる方が多いようです。
菌糸ビン飼育の場合、温度管理はもちろん、添加剤使用となればどの成分を添加するのかは、使用している菌種とオガ種との関係もありますので、本当はマット飼育よりかなり手間のかかる飼育法と思うのですが、どうもメーカーやショップの「簡単」って宣伝に引っかかってしまうのか、初めてオオクワ飼育に取り組む方や初心者が好む飼育方法のようです^^。
それだけに、多くの方がこの最終交換でつまづいてしまわれるのかな?って思います・・・。
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