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阿古谷産オオクワガタの価格

今年の国産オオクワ成虫の産地別血統価格もそろそろ出揃う頃ですね。

周りの販売業者や養殖業者に聞いたところ昨年高騰した産地も今年の累代は、価格のばらつきもなく安定しているそうです。

ただ、ワイルドが交雑疑念の為、価格が下落しています。


そこで、今年あたりから産地が信頼できる累代産地血統個体の価格が上昇して来るのではないか・・・業者間でも意見が一致しているところです。


と言うことは、確実な産地血統を累代飼育されている方は、大切に育てましょうね。


そのうちワイルドより累代の純国産の方が・・・なんてことも!


まっ。今でもワイルドより高い累代産地血統もあるくらいですもんね。

あっ。阿古谷ではないですよ(笑)



よく阿古谷の価格についてメールを頂くのですが、業者間では阿古谷は産地血統としては扱われていません。

いわゆるブランド個体ですね。


要するに皆さんがネットやショップでご覧になる極太個体は自然界には存在しません。

(しいて言えば和歌山や四国のように暖かい地域産はワイルドでも太い個体が存在します)


ましてや阿古谷で「極太ワイルドを採集した」なんて例はありません。


いわゆる「阿古谷」に称される極太個体は、2000年にあるショップ・個人によって作り出された交雑種が始まりと言われています。

阿古谷で採集した個体を使って作出されたので「阿古谷」と名づけられたと言うのが、ショップ間での定説になっているようです。


バカ売れした為、みんなこぞって作り出した極太を「阿古谷産」と名づけて販売したんですね〜(笑)


ちなみに私も依頼を受け、2001年から交雑極太を多数作出しました。

おそらくコレも「阿古谷」として、さばかれたものと思われます。


ただ、早くも2002年には、極太個体は交雑と見抜かれ(当たり前です)翌2003年頃からは、私の作出も含め、純国産オオクワを飼育剤を使って極太にした個体が複数の飼育家によって早くも現れました。


現在、極太個体は「交雑種」と「飼育剤での純国産」が入り乱れている
状況です。

どちらにしても産地血統ではありません。


「交雑種」は論外ですが、「飼育剤を用いて作出された極太純国産種」もふつーに繁殖飼育すればふつーの個体に育ちます(笑)

いわゆる極太や超●●は、血統ではないのですから・・・。


ただ、極太作出自体は、悪いことではないと考えています。

個人の趣味ですから・・・。

でも。きちっと理解した上で楽しみましょうね!


特に素人に累代血統個体であるかのように販売・譲渡した場合、それを信じてオークションで販売・転売してしまう人もいますから(爆)。


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国立環境研究所がオオクワガタのDNAを解析?

以前より、国産オオクワガタの血統についてやDNAについていろいろ
メールを頂いております。


個々にいろいろな見解や考え方(研究者を含む)がありますのが、現在は、ガイドラインすら無いのが現状です。


そんな中、何名かの方から同じ内容のメールを頂きました。


内容は・・・

「国の機関である国立環境研究所がオオクワガタのDNAを解析し産地、血統を解明する」

「国立環境研究所でオオクワガタのDNA鑑定ができるように、プロジェクトが進められており、偽血統が見破れるようになる」

と言うようなものです。



コレに関してはたくさんのお問い合わせも頂いております。



がっ。ちょっとまった!皆さん冷静に考えて下さい。


国の機関が国家予算を使ってこんな事しますか???

何の為に???

効果は???

DNA鑑定って凄くお金かかりますよ???

比較血統サンプル自体どうやって証明するの???

外国産か国産かくらいならDNA鑑定するまでもないですよ???


BSE問題で揺れる国産牛ならまだしも・・・なぜ?オオクワ?

特定外来生物法の関係ですか?

それならまず食産業にかかわるセイヨウオオマルハナバチでしょう?



どうですか?普通に考えて有り得ないでしょう^^。


民間の研究機関ならまだしも(メリットが無いのでコレも有り得ませんが・・)国の機関が証明するなんて・・・有り得ません。


目的が無いですから。ショップが喜ぶくらいです^^。

なので、結論付けても良いのですが、一応問い合わせてみました。


ハイ。

無いとの事です。当たり前です(笑)



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交雑種作出に違法性は無い

オオクワガタ極太交雑種についてチョット整理しておきましょう(笑)


ご承知のように、「極太」や「超●古」と呼ばれている大顎の太い国産?オオクワガタは、2000年に突如として現れ、その後数年の内に
オリジナル血統として現在もたくさんのショップやオークションで販売されています。

又、誰が始めに付けたのか、国産オオクワガタ産地としての西の雄「能勢」のごく近所の「阿古谷」と言う局所名(2000年にこれも突如として現る)が血統産地として付けられています。

元々、自然界に生息する純国産オオクワガタは、いわゆる極太といわれるような個体は存在しません。


阿古谷で採れるオオクワガタもごくフツーのオオクワガタです。


「極太採るぞーっ」と、意気込んで採集に行かれた方、又実際に採集された経験のある方は、大きくうなずかれていることでしょう^^。

(愉快犯の犯行なのか、阿古谷では放虫された中国産、台湾産のオオクワガタが毎年複数採集されています。由々しき事態です。)


しいて言えば、和歌山産や四国土佐産、九州南部地方産のオオクワガタの中に、若干大顎の太い個体が生息しているようです。

暖かい気候のせいなのかもしれません。


ですので、ほとんどの国産オオクワガタ愛好家が疑念を持っているのが
極太は、「外国産オオクワガタとの交雑によって作り出された交雑種ではないか」と言うことです。

要するに、1999年に外国産のクワガタ(オオクワガタを含む)の生体輸入が解禁された為、「バックグラウンド的にビンゴ!」だからです。


そして、過去に皆さんにもお伝えしたように、私自身2000年。

前の年に手に入れた外国産種をもとに、極太交雑種作出に成功しています。

おそらく、私だけでは無いハズです。


で、今回は、一つ押さえておきたい点があります。

それは、「交雑種自体又、交雑種作出に違法性は無い」と言うことです。

当たり前ですよね^^。


交雑種とわかった上で、極太オオクワガタが好きで飼育されている方や外国産の極太(ホーペイ等)を好む方、自作交雑種で極太を毎年作出し、より太い個体作出を目指しておられる方等、極太好きは、たくさんおられます。


ただ、問題は販売方法です。

いわゆる極太(交雑種極太・大顎極太)を「純国産」「国産」と偽ってオオクワガタを販売していることにあります。

何回も言ってます^^。



ですので、「交雑自体がけしからん!」と言う純国産オオクワガタ愛好家の方と全面的に同調することは、できません。
(たくさんの国産愛好家の方と親しくさせて頂いておりますが・・・すいません。)


もう一つ。

よくある考察・議論の中で、「純国産オオクワガタで極太は有り得ないのか」ということに関してですが、なんとも言えません。←ハイ!逃げてます(笑)

突然変異は、有り得ます。

ならばそういった個体からの血統は?と言うと・・・どうでしょう?

種の進化と言う点からは理論的には有り得ます。


ただ、これだけ多くの方が、クレームとして「極太」購入後、累代飼育で極太が作出出来ないことを考えると血統以外の要素が極太には密接にかかわっていることは、事実のようですね。


私自身「飼育剤研究屋」・・・いわゆるプロとして、今までいろんな飼育剤を駆使して純国産オオクワガタの極太作出に挑んでいますが・・・。

「近い個体」ん?遠い?って?・・・が限界です。

・・・まだまだ修行が足りません(笑)


ちなみにチョット経験から暴露しますと。

いわゆる極太オオクワ作出には、

通常、単に外国産のオオクワガタと国産のオオクワガタを交配させただけや戻し交配させただけではなかなか作出できません。


添加剤基礎講座でも少しご紹介していますが、ある添加剤の使用が必須です。


ただ、やはり簡単ではなく、経験と技術が必要な難しい技ですね。



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交雑はDNAで調べられる??

交雑種の見分け方はハッキリ言って玄人でも難しい為、DNAで調べたらどうか。ってことなんですが、現在オオクワガタの産地サンプルデータを完全網羅している研究機関はありません。

個人的には無理なのでは・・・とも思います。

なぜなら、これが本物の国産「阿古谷産」のオオクワガタです!って言ってもいや違う!こちらのものが本物の純国産の「阿古谷産」だ!と言われれば証明のしようがなく、どれを基本として始めに信用すれば良いのか・・・。

鑑定する為の基本サンプル自体作れないのでは・・・。

膨大なサンプルを集めて一番多いものを基本とするとか、投票で決めるとか(笑)

なんですかね。

また、鑑定施設も少なく、現実は、任意で持ち込んだ「このクワガタと、このクワガタ」一緒かどうか調べてください程度のものです。
 ↑
コレだけでもビックリするほどお金かかります^^。


ですから証明も「このオオクワガタとこのオオクワガタは同じ血統・累代です」という証明はできても、「このオオクワガタは間違いなく国産です」とか「このオオクワガタはどこどこ産のものです」という証明は出来ません。

いつの日か簡単に調べられるようになれば、交雑問題も落ち着くのでしょうが。

研究機関の本気度に期待ですね。



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交雑種を見破るコツ

交雑種の見分け方・・・。

ハッキリ言って難しいです。

特にオークションの場合。

ショップの場合は、公表はできませんが、写真以前にどこのショップが交雑を扱っているか、又偽産地でブランド化しているかは、プロの業者ならすでにわかっています。

っていうか、そうらしいです。(笑)

ハイ。逃げてます(笑)。私も一応タテ・ヨコの繋がりがあるもんで^^。

スミマしぇん。



ですからあくまでもオークションの場合です。

ポイントはオーソドックスな前胸背板など何点か有るのですが、写真だけで確実に見破るのは、玄人でも難しいと思います。

見破られないような角度から写したものや写真を修整している詐欺まがいのものもあるからです。

ですから、疑わしいものは落札しないと言うのが賢明です。

ハイ。それだけです(爆)

要するにパッと出品写真を見て「なんか違う」と思われたのならおそらくビンゴです!

ピンときたら・・・ってヤツです。

皆さん自分が飼育している間違いの無い国産オオクワガタを毎日のように見られているわけですし、図鑑や飼育本も持たれていることでしょう。

そうしてインプットされている目で見て、「なんかおかしい?」と思われたのなら私はそれが正解なんじゃないかと・・・。思います!

 
特に極太。

確かに大顎が太い国産オオクワガタも実際存在しますが、程度の問題です。

おかしいと思うくらい明らかに度を越して太い場合など、もし仮に本当に純国産であった場合でも、それは遺伝血統ではなく、限りなくディンプルや変異に近いもので、価値としてはどうなのかなって思います。



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