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メタリフェルホソアカクワガタ

ブリード状況からみる本年の外国産クワガタ価格

今回は・・・。

★メタリフェルホソアカクワガタ

インドネシアに生息するミヤマクワガタの仲間です。


スラウェシ島とその周辺の離島に生息していますが、有名なのは、「ペレン島」産でしょうか。

産地により体色や艶に多少変異が見られるのですが、特にペレン島産には体色に青みがかった個体が現れることからホソアカクワガタの種の中でもかなり人気の種です。


又ホソアカクワガタは全般に細く長い大顎が特徴で、特にこの「メタリフェルホソアカクワガタ」は綺麗に細く伸びた大顎とメタリックに輝く体色で標本としても抜群の人気です。


飼育に関しても外国産種の中では比較的容易に飼育でき、自然下では、通常最大80ミリ前後の個体ですが、飼育下では90ミリを超える大型の個体作出も可能で、特に「ペレン島産」においては、ブルーメタリックが出現することから一部の愛好家がこぞって飼育技術の向上に取り組んでいます。

昨年度の価格は80ミリ前後のペアで3000円〜5000円程度。
90ミリUPで10000円前後で販売されてました。


ただ、昨年より一般の学術標本とは少し違った、動きのある「ライブ標本」が広く知られるようになり、このメタリフェルホソアカクワガタ・・・特にペレン島産のブルーメタリックはインテリア標本として映えるせいかかなり人気がうなぎのぼり・・・です。


ので、今年は外国産種としては珍しく販売価格が上昇しそうな勢いです^^。


このような背景とブリード飼育個体数が案外少ないことから本年の販売相場は80ミリUPペアで、5000円は軽く超えてくるでしょう。

又90ミリUPでは15000円を軽く超え、特にブルーメタリックは・・・「価格応談」になりそうですね^^。




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シェンクリングオオクワガタ〜世界のクワガタ〜

今回ご紹介する外国産クワガタは、「Dorcus schenklingi」通常表記「DS」

・・・カタカナで書くと「シェンクリングオオクワガタ」です。

読み方・発音は「シェン クリング オオクワガタ」って感じですかね。

ま〜どーでもいいんですけど(笑)


外国産のオオクワガタの中であまり人気がないと言うか、あまり話題にならないオオクワガタですね。

飼育が難しいからかな??

確かに大型は羽化不全が多いようですが、それは、当館のオリジナル添加剤でカバーして下さい^^。



ただ、一部の愛好家には人気の種ですので、今日は皆さんにもご紹介しておこうと思います。


生息地は台湾です。

一般的には、「シェンクリング」とか「シェンク」と呼ばれていますので、皆さんも一度くらいは聞かれたこともあると思います。


台湾と言えば、「タイワンオオ」が有名ですね。

国産オオクワガタに非常に近い種で人気があります。


でも、大きさではこのシェンクリングオオクワガタの方が大きく育ちます。

80ミリアップはザラで、最大90ミリ弱。

タイワンオオは、最大80ミリ程度ですので、比べてみても断然大型の種ですね。


さらに台湾では特別保護昆虫に指定されていますので、基本的には許可が無ければ、採集や持ち出しが禁止されているの希少種です。

ですので、人気とは関係なく高価なクワガタです。



ただ、型はオオクワガタにしては、スラ〜と細長く、東南アジアに生息する「パリーオオクワガタ」に少し似ていますかね。

日本のコクワガタをデカくしたような型です。

この型が人気薄の原因の一つかな?って気もするのですが・・・。
太いだけがオオクワガタではなく、なかなか趣きのある良い型ですよ。



では、飼育法を少々^^。

基本的には、国産オオクワガタと同じで良いのですが、どちらかと言えばヒラタクワガタの飼育方法に近いです。


まず、気性ですがヒラタ同様気性は激しい方ですので、ペアリング時は出来るだけ静かな状態で餌切れが無いように注意して下さい。

それと産卵セッティングに関してなんですが、産卵木を埋め込むマットは幼虫を飼育するマットと同じであることがベストです。


これは、シェンクリングのメスは、なぜかマットにも卵を産んでしまうからなんです。

ですから、幼虫の割り出し時には産卵木の取り出しに注意しましょう。


で。

幼虫の飼育法ですが、ほとんどの方が菌糸ビン飼育にて育てられています。

しかしながら、大きくなればなるほど羽化不全が多くなるのが現状です。

これは、シェンクリングオオクワガタに限らず、菌糸ビン飼育全般に言える事ですね。


ただ、マット飼育なら90ミリとはいきませんが、80ミリそこそこで菌糸ビンのような羽化不全が起こるようなことはありません。


ちなみにマット飼育の場合は、アンテのような少々ドロ喰いの傾向があります。


一度シェンクリングオオクワガタのマット飼育を試されてはいかがでしょう?^^。

使用添加剤にもよりますが、結構大きさ、型ともに安定してますよ。



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グランディスオオクワガタ〜世界のクワガタ〜

今回は、オオクワガタの仲間では最大種で、数年前までは、外国産種の中では憧れのオオクワガタだった「グランディスオオクワガタ」です。


インドとラオスに生息し、オオクワガタの仲間では最大級(天然最大91ミリ)の種です。

1999年の外国産種輸入解禁時はかなり人気が高く、入手困難でしたが、現在では、ラオス産は比較的容易に入手できます。

なぜなら、大顎の内歯があまり前方を向かないことから人気薄だからです。

ただ、インド産は、同じく内歯は前方に向かないものの、前胸側縁(前胸背板側縁)の凹凸が国産に近いことから、一部の業者や個人ブリーダーに人気があります。

なぜなら・・・。

特に、この前胸側縁(前胸背板側縁)の凹凸が、非常に国産のオオクワガタと近い(見分けが付かないくらい)個体もあり・・・。

そんな個体でしかもデカけりゃ・・・。

交雑作出するにはもってこい!・・・ってことで・・・。


一部凄い高値で取引されています。


恐るべし・・・インド産!(笑)


飼育に関しては、いくつかのポイントはありますが、比較的容易です。

まず、飼育温度に関してですが、どうしてもインド・ラオスと聞くと暑い国というイメージが先行しがちですが、実は生息地は比較的高地で涼しいのです。

ですから、日本の夏の暑さは大敵です。

幼虫・成虫ともに25度以下で管理しましょう。
(かといって低すぎてもダメなんです。生息地は年間通して23度前後ですから・・・)


特にペアリング〜産卵の場合、25度を超える暑さでは成虫の動きが鈍くなり、ブリーディングに失敗します。

グランディスオオクワガタは、元々国産オオクワと違って充分成熟した成虫でないと繁殖しないため、どうしても新成虫の場合、ペアリングが7月〜8月になりがちです。

日本では、この時期暑さがピークに達します。

よく、「グランディスの飼育は難しい」とか「ブリーディングには充分な経験が必要だ」と言われるのは、このペアリング〜産卵時の温度管理が高めなのが原因と考えられます。

失敗続きの方の多くは、暑さは大丈夫と勘違いされている事が多いようですね。

しっかり温度管理さえすれば大きな問題はありません。


コツとしては、新成虫であれば10月頃、秋になってからペアリングさせれば気温・成熟ともにうまくいくことが多いですよ。

ただ、どうしても1年羽化で育てたいなら、未使用で越冬(冬眠)させ、3月頃に25度程度で1週間ほど温度管理してやれば動きが活発になりますので、そのままブリーディングにもっていけます。

このあたりは、国産オオクワと一緒ですので、やりやすいですよね。


もう一つ、産卵時のポイントは、産卵木の選択です。

基本的な選び方は、国産オオクワと同じで良いのですが、若干柔らかめの木を選んだ方が良く産卵します。

少々お高くなりますが、上質のクヌギ産卵木が良いでしょう。


幼虫の割り出し後の飼育方法ですが、コレは国産オオクワと違って市販の菌糸ビン飼育でも大丈夫です。

市販の菌糸ビンに使用されている菌種はたいてい「オオヒラタケ菌」ですので、丁度良いのです。

なぜなら、この「オオヒラタケ」は通称名で本来の菌種は「ヒマラヤタケ」なんです。

そう。

この「ヒマラヤタケ」(通称オオヒラタケ)の原産地がグランディスの生息地でもあるのです。

もう、お解かりですよね。

基本的にピッタリなんです^^。


もちろん、マット飼育でもOKなんですが、グランディスは自然界でもこのヒマラヤタケに朽ちた木に産卵します(国産オオクワは違いますが・・・)。

ので。

市販の菌糸ビンで育てても、国産オオクワのような問題点はそれほどありません。


市販の安い菌糸ビンは、グランディスのような外国産オオクワ用ってことになりますかね(笑)


ただし、飼育技術を追求するならマット飼育ですね。未知数ですよ^^。



でも、もちろん。オオヒラタケ菌に朽ちた木で材飼育するのが、グランディスにとっては一番良いってことは、言うまでもありません^^。



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スマトラオオヒラタ〜世界のクワガタ〜

今回は、世界のヒラタクワガタの中で1・2を争う人気のヒラタクワガタ、「スマトラオオヒラタクワガタ」です。

大きく横幅のあるがっしりとした体型が魅力の大型のクワガタですね。


産地的には、スマトラ島以外にボルネオ島とマレー半島に生息していますが、何と言っても人気は、スマトラ島のアチェ産です。

アチェ産は大顎が太く、内歯が大顎の基部に位置し、最大100ミリに達する大型血統です。


スマトラ島の個体は内歯の位置が地域により前後していますので、このアチェ産のように内歯が大顎の基部に位置している個体は人気があります。


飼育に関してはオオクワガタとほぼ同じでOKです。

ただ、ヒラタクワガタはどの種もオオクワガタより気性が荒く、攻撃的ですのでペアリング時はオオクワガタ以上に注意が必要です。


いわゆる「♀殺し」・・・オオクワとは逆の注意です。


ですからペアリング時は、ケース内に一緒に入れてから双方が交尾相手と認めるまで、目視による観察が必要で、喧嘩しそうならスグに離さないといけません。


かなり、シビアで疲れます(笑)

でもココさえ乗り切ればあとはホント簡単、オオクワと一緒です。



購入価格は、90ミリ前後のペアなら1万円くらいと血統オオクワより安いので入手は容易ですね。

寿命は、オオクワより短く、成虫で約2年程度です。


頑張って100ミリアップを狙いたいところですね^^。

100ミリだと値段も跳ね上がり10万円を超えてきます!

是非トライしたいものです(笑)


ただし、人気を背景に一昨年あたりから「偽アチェ産」が出回っていますので注意が必要です。

信頼できるショップでどうぞ。



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ギラファノコギリクワガタ〜世界のクワガタ〜

昨年、このブログでは交雑問題を多数取り上げてきました。

今年からは、ちょくちょくいろんなクワガタも紹介していきます。


もちろん。交雑問題にフタをしたわけではありません(笑)


ただ、外国産のオオクワガタをはじめ、いろんな外国産のクワガタを知っておくことも、交雑問題のベースとなると考え、少しずつ取り上げてみることにしました。


たまに、国産オオクワガタが専門で外国産のクワガタについてはあまり
知らない・・・このように私のことを誤解されている方もおられるようで^^。

結構詳しいってところもお見せしておかなくっちゃ(爆)



では、今日は世界一大きなクワガタと言われている「ギラファノコギリクワガタ」のご紹介です。

数年前はよくホームセンターでも売られていたほどポピュラーな外国産クワガタですね。

価格も100ミリで1ペア2000円程度でした。


ところが、1〜2年前のムシキングブームで価格が高騰し、一時は数万円まで値上がりし、手に入れることが困難な状態が続きました。


でもご安心を^^。

今は、供給も安定し、最大級の大きさで人気の「フローレス島産」は価格暴落で今年はまたまたホームセンターやペットショップで数多く見られるハズです^^。

しかも100ミリ級が(笑)


ただ、「ネグロス島産」は現在でも人気があり、手に入れるのは困難な状況です。



ギラファノコギリクワガタの生息地はかなり広く、東南アジア全域と言っても過言ではありません。

その生態からか、結構適応性に優れ、飼育は比較的簡単です。


まず、暖かい地域で生息していることから飼育温度が気になるところですが、ふつーに日本で飼育できます(笑)

私の経験からも春・夏・秋の温度は問題ありませんでした。

ただ、冬・・・これは・・・ちと問題があります^^。

もっとも、オオクワと違って冬眠はしません。


要するに日本のノコギリクワガタと同じで、秋〜冬で寿命が尽きてしまうのですが、秋ぐらいから18度くらいに飼育温度を保っていると冬場も生きていました。


ですから日本のノコギリクワガタよりは長寿ですね。

うまく飼育してやれば成虫で1年近く生きています。

さらに繁殖も簡単で、菌糸でもマットでも幼虫飼育できます。

オオクワを繁殖させた経験がある方なら同じ方法で飼育できますのでなんてことありません(笑)



少しだけ違うのは、基本的に越冬しない個体ですので、ペアリング〜産卵はスピーディーに行わないとなりません。

オオクワのようにいつでも出来るってことはありません。

ですからほぼ期間とスケジュールが決まってしまいます。


購入ポイントは、オオクワよりシビアで必ず初夏までに喰いが良くなっているメスを選ぶこと・・・喰いが良くなるまで待ってられないんです。


ペアリングと産卵は初夏から夏までですね。


秋からのペアリング・産卵はうまく行かないことが多く、私もオオクワ用に持っている専用設備下でしか成功したことはありません^^。

なので、秋になると成虫価格が一段と下がるわけなんです(笑)



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