オオクワガタブログ 大型オオクワガタの低コスト作出!       おおくわがたのオオクワブリード館

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身近になったオオクワ飼育

私の近所のホームセンターでは、昨年から売られているマットの種類が増えていて、添加済の発酵マットも多数のメーカー品が陳列されています。


手軽にオオクワ飼育が出来るような環境になったものですね〜。


ちなみに今年から飼育にトライされる方でも、繁殖用品まですべてホームセンターで揃いますので、結果(大きさ)はともかく、手軽に飼育の流れが掴めます。


例えば・・・。今から飼育・繁殖にトライする場合でも全ての飼育用品がホームセンターで一応揃います。



オオクワをペアで購入する。(ペアで3500円くらいで売ってました。産地・累代ともに不明のオス60ミリ程度。)



成虫用の飼育ケース・マット・餌ゼリー・・・最低これだけで成虫はOK!
オプション?で、のぼり木、木の葉、小バエ進入防止シートorカバー。



繁殖にトライ!



産卵木・マット・メス用チョット高いゼリー(笑)。



幼虫飼育!



添加済発酵マット・ブロー容器


ね。一応全部揃います!すげ〜(笑)


で、来期は、ネットやショップで本格的飼育用品を購入する。


いろいろ初めての方からメールを頂きますが、まずは飼育の流れを掴むことが肝心です。

そうすることによって必要・不必要なもの。用語の理解。飼育用品の理解が自然に身に付きます。ほんとです!


ので・・・。まずは、トライ!です。


そして、理解できれば、どんどん進化させる(プロ用飼育品・飼育剤を使ってみる)・・・。ですね。


もちろん。飼育をある程度勉強された方は、いきなりプロ用飼育品を使って飼育を始めるのもありですけどね(笑)


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強力オリジナル添加剤新発売!

トレハロース


トレハロースを添加剤にお使いになったことのある方はお解かりでしょうが、かなりムラのある添加剤です。

ですが、最近では、ショップやメーカーから「トレハ入り菌糸ビン」や「トレハ入りマット」が多数発売されていますので、気になっている方も多いと思います。


先ずは、成分的にかなりピン・キリがあります。

成分的詳細は省略しますが、糖質であるトレハロースは、発酵過程で変質してしまうことが多く、このことが添加剤としての「不安定さ」の原因でもあります。


噛み砕いて言うと一般に食用として生成販売されているものは、もちろんクワガタやカブト虫の飼育用という観点から製造されておらず(当たり前ですね。)発酵過程に対応していません。

その分「激安」ですが^^。


ですから結合がイマイチなんですね。(温度やその他の外因を受けやすく別のものに変質する可能性が大)

これでは、幼虫に余計に負担をかけるだけです。


ですが、うまく使用すればかなりの結果を期待できるのも事実です。

ただ、激安トレハを使用し「トレハ入り」と称すれば売れると思って販売している業者もありますので、注意しましょうね。




プロテイン


言うまでも無く、極太作出者やギネス個体を狙う方がよく口にされる添加剤です。

しかしながら、これも失敗が多い添加剤です。


トレハロース同様、成分的に問題があるものしか通常手に入れる事が出来ないからです。

要するにこれも製造者は人間様に対して栄養食品として製造しているのが大半だからです。

ですが、トレハ同様うまく使用すれば玄人並みの個体が作出できます。



で、当館の「オオクワガタ飼育剤基礎講座」で添加剤の重要性をお解かりになった方から特に上記の2成分についての購入お問い合わせが一番多く、ついに??発売することに致しました。


上記2成分とも個体販売目的の玄人生産者だった時に実際使用していた成分内容ですのでオススメです!

未だに、トレハとプロテインはいろんなメーカーのものを成分分析しながら検体実験中です。来年はまた進化しているかも???・・・です(笑)




ハッキリ言ってココだけの話(笑)。ナイショでっせ!


少々手間もかかって試行錯誤は必要ですが、大きさ・太さ・ギネスを狙うなら断然!自作マット・自作菌糸ビンです!

菌糸ビン製作はちょっと難しいですが・・・。

でも、菌糸ブロックを手に入れ、自前添加する方法もあります。

コレだけでも結果はぜんぜん違います!


ハッキリ言って、市販のマットや菌糸ビンなんかたかが知れています^^。

リスク回避型ですから^^。



さらに!これもナイショでっせ!(笑)


一般に添加率はマットで5%程度。菌糸で2%程度。

これを超えるとかなりリスクが高くなります。・・・これは事実です。

理論的にも!


しか〜し!

飼育技術とトライ次第では添加すればするほどデカく育つのもまた事実です!

私の場合も20%台の添加率はザラです(笑)

但し、巨大幼虫に育ったものの蛹化せずに★になってしまうこともザラです(笑)


もし、蛹化して羽化まで持っていければ国産オオクワでも85〜90はいけると今でも毎年試行錯誤で奮闘中です!



まっ。なにはともあれ一度販売ページをご覧になってご検討下さいまし!



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オオクワガタと菌糸ビン

国産オオクワガタ、外国産オオクワガタ問わず菌糸ビンで飼育されている方も多いと思います。

って言うか、初心者でも良い菌糸ビンさえ手に入れれば割りと簡単にある程度の個体が作出出来ることから、最もポピュラーな飼育方法ですね。


最近では代用菌や代用オガで作られた安い菌糸ビンがありますので、初心者の方でも失敗を恐れず購入できますもんね。


でも。菌糸ビン飼育の場合、失敗のほとんどが温度管理ですので、空調設備、電気代を考えますと安い飼育法では決してありません。

ので。脱初心者・・・マット飼育も取り入れましょうね。


さてさて。

その菌糸ビン飼育ですが、温度管理もさることながら、最も重要なのは菌種とベースのオガ種です。


これは国産オオクワと外国産オオクワで大きく違います。


又、一口に外国産といっても生息地、種類によって適合菌糸はさまざまですので、すべて網羅することはチョット無理です。

ので、今回は国産オオクワガタのみについて私の研究結果をベースにご紹介します。


まず、国産オオクワガタは自然界でカワラタケやニクウスバタケに朽ちたクヌギの中で成虫になります。

ですから当然菌糸ビンとして一番良いのは、クヌギ100%のオガをベースにしたカワラタケ菌やニクウスバタケ菌の菌糸ビンです。


といっても菌糸ビンで飼育する以上自然界では有り得ない状態での飼育に違いはありません。

ですが、ま〜。多少のリスクはありますが、材飼育(クヌギ)やマット飼育(マットベースクヌギ100%)同様、自然に近い飼育法ですので、血統累代飼育には適しています。


その他、菌糸ビンには代用菌(ヒラタケ、オオヒラヤケ)、代用オガ
(クヌギ以外の広葉樹)で作られたものがあります。

これはまったくの人工飼育になるわけですが、メリットとして、かなり
安く手に入る事と簡単に大きく育てられる事が上げられます。


ただ、自然界でオオクワの幼虫が食す成分(例えばヘミセルロース等複数ですが、そんな細かい事まで一般飼育者が知る必要はありません。が、業者は知っておかなければなりません。)が足りない為、累代を繰り返すと大きな問題となってきます。


特に地域血統を重視されて累代飼育される方やオリジナル血統で累代繁殖される方にとっては重要な事です。


そこでそれを補う意味でも添加剤が必要になってきます。

※添加剤の使用はこれだけの為ではありませんが、今回この説明は、長くなるので省略します^^。


こちらでどうぞ!


ですから本来、代用菌・代用オガ菌糸ビンで飼育しようとするならそれらの事を理解した上で、狙いによって使い分けるべきものです。

安い分勉強しないとね!あいたたー!ってことになるかも?!


やはり「簡単に大きく」ってそんなおいしいものはありません(笑)

オオクワは奥が深い。。。まっ。そこがハマル大きな要素ですがね^^。



で。

菌糸ビン選びの結論ですが、今のところ代用菌糸ビンは飼育中級者以上のある程度菌糸ビンについて知識のある方なら狙いによって使い分けられるアイテムです。

が。

初心者の方は、少々値は張りますが、クヌギ100%のカワラタケ菌使用の菌糸ビンでの飼育が無難です。



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次世代菌糸ビンって?

「次世代菌糸ビン」何をもって次世代なのか?って事なんですが、現状販売されている菌糸ビンは、使用菌に関しては、皆さんご存知のように
「カワラタケ」「ニクウスバタケ」「ヒラタケ」「通称オオヒラタケ」
(ヒマラヤタケ、ウスヒラタケ)です。

使用するマットもクヌギが一般的ですが、安価に仕上げるためにコナラ等をブレンドしたものも多く販売されています。

以上を踏まえた上で今回は、次世代菌糸ビンについて少し整理しておきたいと思います。


先ず、自然界においてオオクワガタは幼虫時代朽木の中で朽木を食べながらその中に含まれている養分を摂取して大きくなります。

ですから、養分の少ない朽木で育った幼虫は大きく育たず小さいまま羽化し成虫となります。

また、産卵するメスが、カワラタケやニクウスバタケに腐朽したクヌギに好んで産卵する事から人工的にしかも強烈にこの状態を作り、飼育し大きく育てようと始まったのが、菌糸ビン飼育法です。


もちろんこの飼育法ができる前から、そして確立してから、さらに現在でも、私も含め多くの研究者やメーカーが幼虫が摂取する成分・養分について研究を進め、有効な成分や必要な成分はもちろん質、量、遺伝に関するさまざまな研究や実験、飼育剤の開発が行われています。

成分・養分については、説明すれば非常に長くなる事と、高度な予備知識が無いと専門用語すら理解できないという事で、知りたい方は自分で勉強して下さい(笑)

ハマると楽しい(私だけ??)世界なんですが・・・普通ハマりません!

っていうか、オオクワガタ飼育・マニア飼育までを含めてもそんな知識はほとんど必要ありません(笑)

さらに、生体販売者に至っても必要ありません(笑)

非常に難しく高度な研究な割には、「あ〜そーなんだ。」ぐらいの世界です(笑)
学会で評価されるという分野でもありません(笑)


ですのでその辺はサラ〜っと流して頂いて結構です^^。


で。

前置きが長くなりましたが、整理しますと、オオクワガタを飼育する3つの方法の内、「材飼育」については説明するまでも無く、自然界でオオクワガタが成長するのと同じ飼育方法です。

「マット飼育」はその材を人工的に作製して飼育する方法です。


ですから、上記2つの方法が自然界でのオオクワガタの生態をベースとする飼育方法であるなら、「菌糸ビン飼育」は言わばまったく自然界では有り得ない状況を作り出した人工的な飼育方法です。


ただし、すべての飼育方法に共通している事は、マット飼育の添加剤にしても小麦粉をベースに発酵させる方法にしても成分的(ミクロ)には自然界でオオクワガタが食すものですし、菌糸ビン飼育で使用される菌は自然界でオオクワガタが食す「カワラタケ」「ニクウスバタケ」です。

また、菌糸ビン飼育の場合摂取させる成分種類が極端に少ない為、近年菌糸ビン用の添加剤又はマット飼育で使用する添加剤を混ぜる方も多いですが、その成分もすべてオオクワガタが自然界において摂取するものです。


で、次世代菌糸ビンとは、乱暴に言ってしまうとオオクワガタが自然界では食さないものを与え、出会うことも無い状況で飼育する飼育剤です。

要するにコストを低く抑える為と大きく育てる為に代替品(成分)にて飼育するまったく人工的な飼育剤と言えます。


従来の菌糸ビン飼育においては、皆さんご存知のようにオオクワガタが自然界で食す「カワラタケ」「ニクウスバタケ」を人工的に培養し、これまた大量に摂取させます。

ただ、上記2つの菌は培養が難しくコストがかかるために、代替として
「ヒラタケ系」の菌使用したものが現在広く普及しています。

有名どころのショップから売り出されている大きく育つと言われているほとんどの菌糸ビンで使用されています。

ですから、これらの菌糸ビンも実はすでに次世代菌糸ビンなんです。


ただ、昨年あたりから次世代菌糸ビンと称して発売されている菌糸ビンは、「ヒラタケ系」の菌でもなく、クヌギを使用していないものも多く、さらに低コストで仕上げているために、宣伝として、目を引いてもらう為、又、気を引きたい為に「次世代」と称しているものと思われます。


中には、「特許出願中」と言う物まで現れていますが、製品プロテクトと言うにはあまりにもショボイ(失礼!)出願内容で、どちらかというと宣伝効果(特許を出願するほど凄いものですよって感じの・・・^^。)を狙ったものでしょう。


特許に関して詳しい方や薬剤関係のお仕事をされている方ならご承知でしょうが、すでに広く普及している製品(成分・植物等)や製造方法、工程は特許として認められません。


そして何より!本当に特許認可でのプロテクトを狙うなら「特許が認可」されてから初めて商品を売り出します。

当然ですよね。


ということで、通常特許が認可されにくいものや、別の方法で同じ商品が作れるようなものは、特許出願中を商品に明記して特許認可でプロテクトすると言うより、認可されなくても(却下されても)、同一品を製造販売されない為、或いは先行者利益を確保する為に「出願中」でひるます(ビビらす?)時間を稼ぐと言う方法をとります。

ですから、多分宣伝目的なんでしょう。

って、そんな話はどうでも良くて(笑)


いわゆる今年あたりからいろんなメーカーやショップで販売されている「次世代菌糸ビン」とは、新たな代替菌を使用した菌糸ビンです。

今のところ数種類の「次世代菌糸ビン」に使用されている菌を当館で調べましたところ、いずれも白腐朽菌ですが、従来の「ヒラタケ系」のものとそうでない菌を使用しているものがありました。

又、コスト的なものなんでしょうが、クヌギ100%は無く、クヌギ0%もありました。

ま〜当たり前ですよね。次世代菌糸ビンの最大の売りが「安さ」なんですから。


で、この「次世代菌糸ビン」発売されていない物も含め数社、数個人から当館に検体依頼とともに頂いております。

ので、良い結果のものについては、成分内容と共に皆さんにお伝えしていきたいと思っております。

が、当然のことながら、自然界でオオクワガタが摂取する成分で無い為、累代飼育や血統飼育には適しません。

ただ、一代限りの作出に関しては今までに無い個体作出の可能性もありますし、手軽に菌糸ビン飼育が行える(良い、悪いは別として)メリットもあります。

いずれにしましても、本来の「カワラタケ」「ニクウスバタケ」の培養が難しくコストがかかる事、良質のクヌギ100%の使用が難しくなって来た事、を考えますと今後も代替菌を使用した菌糸ビンがぞくぞく登場し、進化していくものと推測出来ます。

ですので、今後は飼育者の狙い(累代・血統 or 大きさ・太さ、といったレア系?)によって菌糸ビンが選択されるようになるかもですね。



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