産卵しないメス
産卵セットも問題なし。
でも、産卵しないメス・・・。
基本的には有り得ないっスよね^^。
通常考えられることは、セットした産卵木がメスのお気に召さなかった・・・ですが。
本来、よほどでないとこんなことは起こりません。
なぜなら、メスの成虫は産卵することが一番重要。本能だからです。
種の存続・・・ですね。
ましてや、数種類または数本の産卵木を埋め込むのが産卵セッティングの常識です。
それを全て嫌うなんて・・・かなりの偶然です。
ならば、他に問題点があるのでは?ってことで、産卵しないメスの状況をお聞きしました。
すると、睨んでいた通りある共通点が出てきました。
大きくは2通りです。
一つは、極太系の累代個体・・・。
これは、恐らく交雑を祖先に持つ個体。
ちょうど、数年前に交雑極太が国産極太としてオークションを中心に数多く出回りました。
まだ、販売者(出品者)側、購入者(落札者)側、ともにそれほど知識のなかった頃ですね。
その時、コレをつかまされた方・・・です。
現在の交雑個体と比べるとかなりの粗悪品?です(笑)
恐らくフツーに菌糸ビンじゃなくてマット飼育で累代飼育したとしても、今年あたりで・・・って感じです。
もう一つは、菌糸ビン飼育で累代してきた個体。
特にヒラタケ系の菌種の場合。
必要栄養素の不足なのでしょうか。
ある程度飼育慣れしている方であれば、添加剤を駆使されるわけですが、そのままだと、ある意味人間で例えるなら、「脂肪ばっかり喰ってきた」って感じでしょうか。
いづれにしても、この2つのパターンに、ほとんどの方が当てはまりました。
逆に、菌糸ビン飼育の累代でもカワラタケ菌糸の方や当館のBBスペック等必要成分を添加して飼育されている方々は皆さん順調のようです。
当館で発売中の「養殖技術マニュアル」をお持ちの方はこの菌種が重要なポイントであることは、ご存知ですよね^^。
「おまけ」の章に書いてますから(笑)
で。問題は・・・。
毎年、マットで飼育しているのに今年の限って・・・って方。
この場合、これも「養殖技術マニュアル」の「おまけ」の章に書いております
産卵木加水時の「必殺技」を試して下さい^^。
それでもダメなら・・・。
本当にメスが産卵木を嫌ったか、ペアリングの失敗と考えられます。
ちなみに産卵セッティングしたケースはあまり光の当たらない静かな場所に置くことが前提です。
ほんの些細な振動でもその日はまったく産卵行動をとらない場合が多いです。
国産オオクワガタは、非常に臆病なクワガタであることをお忘れなく^^。
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本格的な大人のオオクワガタ飼育法
当たり前ですね。
何事も最初は大変です。
ただ、2シーズン目から早い方なら何種類か違う添加剤、添加量で自作マット製作を始められます。
ココからが技量アップと本当の意味での飼育の醍醐味が味わえます^^。
で。
本当に飼育が好きな方はココで気が付かれます。
って言うか気づくハズ?です。
今までの菌糸ビン飼育は何だったのか?
小学生でも出来る。
でも、自作マット飼育は言わば大人の飼育法・・・奥深さ、技量、楽しさ、ハンパじゃないっしょ?^^。
始めはカンでも、シーズン毎に理論と経験が増し、気が付けば・・・
「プロブリーダーじゃん!」(笑)
そこらへんのショップには太刀打ち出来ます!(爆)
言い方は少し悪いですが、オオクワ飼育を少しでも知っている方なら、菌糸ビンでの飼育なんて、小学生のクワガタ観察日記程度なもの・・・。
購入した菌糸ビンに幼虫を放り込んだだけ。
お金をかければ誰でもそのシーズンだけは、大きく育てられます。
「大の大人がクワガタ飼育ですか・・・?」
って言われてもある意味仕方がない・・・ですよね^^。
でも自作マットなら話は別。
本格的。なかなかなモノです^^。
ま〜でも。
オオクワ飼育を知らない人からすれば、どれも「大の大人が・・・」なんでしょうが・・。(爆)
ただ、菌糸ビン飼育でも、出来上がった菌糸ビンを購入して使用するのでは無く、菌床をブロックで購入し、自分で考えた添加剤を加え、ビン詰めし、飼育するのであれば、チョットは大人レベルかな?って思います。
よくクワガタサイトなんかで、血統に拘り、どれとどれを掛け合わせるか・・。どれとどれを掛け合わせたらこうなった・・・とか。
コレって。
一見、本格的な飼育に思われがちですが、飼育法が既製の菌糸ビンを使用しているなら、小学生レベル。
飼育技量、腕からすれば、どこが本格的なのかな?って思います。
せっかく、大の大人がオオクワガタを飼育するなら、せめて「大人レベル」の本格的な飼育に取り組んでみてはいかがでしょう。
大人でしか理解できない飼育の醍醐味がきっと味わえるハズですよ^^。
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オオクワガタのペアリング見極め方
これは、皆さんもご存知の通り、複数同じ飼育ケース内で飼育すると、喧嘩したりして傷付いたり、はたまた殺しあってしまうことを避けるためです。
ですが、このペアリングの時だけはオス、メス各1頭を同じケースに入れ交尾させます。
もちろん、交尾が確認出来ればスグにまた別々の飼育ケースに戻し、メスは産卵木をセットしたケースで産卵させます。
ただ、交尾したかどうかの判断は・・・??
ですよね。
一般的には、成熟した成虫(羽化後4〜6ヶ月以上、但し、メスの場合は越冬後の個体が望ましい)で、餌の喰いが良くなっている場合、飼育ケースの大きさにもよりますが、3日〜1週間くらい一緒に入れておけば、たいていの場合ペアリングは成功しています。
簡単な見極め方は、先に産卵木を埋め込んだ産卵セットケースにオス、メスを一緒に入れ、メスが産卵木をかじりはじめたら、ペアリング成功と判断する。
なんですが・・・。
結構面倒です。
なぜなら、メスは放っておいてもそのまま産卵しますので良いのですが、オスが潜っちゃってどこにいるのかわからなくなる場合があるからです。
せっかく、セットしたケースをひっくり返したり、ほじくったりするわけにも行かず・・・かといって、そのままオスを入れたままだとリスクがある。
そういったことから、やはり目で交尾を確認したいって方も多くおられます。
ただ、オオクワガタはかなり警戒心の強い種ですので、そう簡単には目で確認することはできないでしょう。
そこで、少しコツをご紹介^^。
ミニサイズの飼育ケースにオス、メスを入れ軽く霧吹きでシュシュッと水分を補い、部屋を真っ暗にするとか、新聞紙やダンボールでケース内を暗くしてやると、ゴソゴソと動き始めます。
その内、餌のゼリーにありついたり、うまく行けばスグにペアリング・・・なんてこともあります。
ま〜。時間が有れば、数時間観察しているとそのうち交尾してくれますので、確認出来れば、終了です(笑)
ポイントとしては、観察時はくれぐれも振動や強い光は厳禁です。
コッソリとね^^。
部屋を真っ暗にして、ろうそくの灯り程度ですかね。
もし、目で交尾が確認できなかったとしても、成熟した成虫同士で喧嘩もせず、餌の喰いも良ければ1〜2日でペアリング成功と判断しても良いとは思います。
ただ、よく雑誌等でペアリング成功の目安と言うか見極めで、餌皿や産卵木の下で一緒に居ればOKとありますが、これはアブナイです・・・。
なぜかと言うと、成熟していないペアでも餌皿や産卵木の下で一緒に居ることはよくあるからです。
いずれにしても、目で確認するのが1番なんでしょうが、成熟した成虫同士であれば、数日以内に交尾するハズです。
なぜなら、成虫の生存目的は種の存続にあるからです。
と言うことで、ポイントを整理すると・・・。
成熟した成虫であること。(メスの成熟はオスより遅い場合が多いので注意)
餌の喰いが良いこと。
これで、数日一緒のケースで飼育し、交尾していなかったとしたら、よほど相性が悪いとあきらめて、ペアを変更しましょう^^。
えっ。どうしても・・・何とかしたい?!(^^;。
では、必殺技(笑)
「ハンドペアリング」
これは、メスの上にオスを乗せて強制的に交尾させる技なんですが、ちょっと慣れていないと難しいです。
ふつーにやると、びっくりして、どちらも逃げて潜っちゃいます。
状況にもよりますが・・・。
メスが餌ゼリーに夢中でガッいてる時なんかが狙い目で、ソっとオスをその上から覆い被せてやるとうまくいく場合が多いですね^^。
で。最後に。
逆にペアリングが失敗していた場合ですが、よくあるパターンは、産卵木をかじらず、潜ったまま・・・たまに餌を食べる・・・。
なんですが、産卵木がお気に召さない場合も同じ行動ですので、紛らわしい限りです(笑)
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極太オオクワガタ作出方法
コレに関して、たくさんの方々から交配技術、飼育技術のお問い合わせやご質問を頂いております。
時期的にもそろそろ仕込みの時期ですし、今までのホーペイ主体からグランディス主体に変わり始めているせいもあって、メールも倍増しております^^。
内容のほとんどは、交雑オオクワガタの作出方法を教えて!・・・です^^。
特にグランディスオオクワガタと国産オオクワガタの交配技術、飼育、累代を教えて欲しいとのこと。
確かに、今まで主流であったホーペイオオクワガタは、国産オオクワガタと非常に近い亜種ですので交配、飼育はさほど難しくは無く、問題は累代飼育のみ・・・だったわけですが、グランディスはなかなかそうもいきませんから。
ただ。
ここからが、本題って言うかお伝えしたいことです。
私は、私自身の考え方からどなたであっても、交雑オオクワガタの作出から飼育技術、累代飼育の方法はお教え、お伝えすることはしておりません。
おそらく、今後も変わりません。
従いまして、いくらメールを頂いてもお断りしておりますので、無駄です^^。
もちろん、交雑自体を否定しているわけではありませんし、極太オオクワガタが好まれていることも承知しております。
ただですね。
私自身、交雑の飼育技術に関して誰かに教わったわけでもなく、試行錯誤しながらクリアしてきました。
もっとも、国産オオクワガタを何年も飼育され、技術的にベテランの方であれば少しひねると言うか応用すれば良いだけですから。
問題は・・・。
その延長線上に飼育剤・・・いわゆるどうしても必要な添加剤が発生してくることです。
そこで、マニアックな私は、添加剤の研究開発にのめり込んだわけです。
そのような過程をたどり、今ではそれで培った知識や経験を国産オオクワガタにうまく活かすことが出来るようになり、元々大好きだった国産オオクワガタ専門に飼育研究を続けているわけなんです。
もっとも、外国産や国産のすべてのクワガタに関して興味がありますので、いろいろやってはいますが(笑)
でも、その中心はやはり「純国産オオクワガタ」です。
ある程度長い年月がかかりましたが、クワガタの中で最も魅力ある種だと感じております。
この貴重な固有種である純国産オオクワガタの存続とその魅力を飼育を通してたくさんのクワガタ・カブト好きの方々に感じて頂きたいと思い、サイトやメルマガ運営をやっているわけなんです。
そうして「純国産オオクワガタ」の飼育の為に出来上がった添加剤が口コミ等によって「交雑種」に効くとか「交雑累代には必要」とか広まっていることについては事実ですし、自信作ですから告知もしています。
ましてや購入されるお客様がどのように使用されようとそれは購入された方ご本人の勝手です。
私は、今後も国産オオクワガタの飼育レベルが上がるような添加剤が出来れば積極的に販売していく所存です。
それが、交雑オオクワに思いっきり効果があるものであっても・・・。
何度もメルマガでお伝えしておりますが、どのような種の飼育にどのような飼育方法をとられていても・・・たとえそれが外国産種との交雑種であっても否定する気はまったくありません。
ただ、交雑オオクワ、極太オオクワの作出を推奨したり煽っているわけでは無いことだけは理解して頂きたいと願っております。
なぜなら。
残念ながら事実・・・交雑種の延長線上には詐欺販売がある・・・。
極太オオクワガタが外国産オオクワガタとの交雑種ですと明記、表記した上で取引がなされることは、私は言わば芸術作品の売買であると思います。
しかしながら、現在はまだそういった取引土壌が確立されていません。
オークションでも交雑種の出品カテゴリはありません。
ですから、私自身の考えとして、交雑に関しての飼育技術、累代技術の公開だけはしないでおこう・・・と^^。
そんな感じです(笑)
ちなみに、この交雑種や外国産の飼育や作出と放虫による生態系への懸念を混同されている方がいらっしゃいますが、これは別次元の問題・・・。
ではないでしょうか。
なので、現在の法規制には反対です。
なぜなら、現在の特定外来生物被害防止法では指定種になると野に放つことだけではなく、飼育・保管も禁止されてしまいます。
要するに飼育しているモノが逃げ出したりすることを防ぐ為なのですが、それは、飼育者の管理の問題ですから、逃げ出すような管理飼育は野に放つ行為と同じとして罰すれば良いのでは・・・?
これが、飼育と放虫を混同する原因となっているようです。
放虫に関しては、例え国産種であってもむやみにしてはいけないのでは?
私はそう思います。
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添加剤ってどれくらい使えば良いの?
オオクワブリード館の添加剤販売ページでもこの点については見解をアップしています。
簡単に言うと添加量が多ければ多いほど「効き」ます。
ただ、多ければ多いほど「失敗」します。
そうなんです(笑
そこで、目安となるのが、比率と言うことになります。
で。
ココからが、少々重要です。
まず、「失敗」の主な状況は、たくさんの量の添加剤をブチ込み過ぎた場合、マット製作では、うまく発酵せずに腐っちゃった・・・とか、菌糸ビンの場合は、スグに劣化してしまったとかです。
逆にたくさん添加剤をブチ込んだにもかかわらず、運よく?うまくマットが発酵してくれた場合などは、「良く効き」ます。
ただ、今度はあまりにも幼虫が大きく育った場合は、次の壁・・・。
「蛹化」と「羽化」です。
これを運よくクリア出来れば、80ミリって事です(笑)
かなり、低い確率ですね。
そこで、プロブリーダーは、まだしも、生体販売業者となると確率の低い勝負はなかなか出来ません。
ですから、少々値段が高くても高精製された添加剤を使うようになったわけなんです。
要するにわかりやすく説明しますと・・・。
マット製作の場合、通常お安く売っている小麦粉と高精製された小麦粉。
(小麦粉の高精製はちょっと知りませんが・・・例えば・・・です^^。)
高精製された添加剤であれば、添加量は少量で済みます。
簡単に言うとこの理論です。
(全ての成分に当てはまるわけでは無いのですが、あくまでも簡単に・・です)
これならば、体積比数パーセントの添加でも「効く」・・・単純に考えると、製作時の失敗はかわせるわけです。
壁が一つクリアできるってことです。
もう一つ。
マット30リットル分や菌糸ビン30本分作るのに今まで500cc入れていた添加剤。
同様の効果が50ccで得られるなら、リスク低減だけでなく、その分他の添加剤も使用できますね。
500ccと50cc。
早い話が450ccは幼虫にとってどうでも良い成分ならば、無い方が良い・・ですよね。
コレですね・・・ミクロの部分で「この成分が欲しい」「コレが幼虫に良い」と言っても、高精製されてなくて他のどうでも良い成分・物質が含まれていてもどれも代表的に取り上げられている成分名で販売されていますから^^。
厄介なのは、このいわゆる幼虫にはどうでも良い成分や物質が主食であるオガを上手く発酵させなかったり、早く劣化させたりします。
イメージ的には、レモン100個分のビタミンCがこの1粒に・・・って感じですかね。
レモン100個使うのも、タブレット1粒使うのも欲しい成分量は同じ・・・
なら、効果も同じ・・・。
まぁ〜。そんな感じッス(笑)
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